• ホーム
  • ラミクタールを服用して運転事故を防ぐ

ラミクタールを服用して運転事故を防ぐ

横から移される脳

てんかん患者には突然意識を失ったり、全身がけいれんしてしまう発作が起こることがあります。
日常生活においてこのような発作を起こすと、状況によっては非常に危険なこともあり、実際にてんかん発作が大事件を引き起こしたケースも今まで起こっています。

てんかん発作による重大事件の代表的なものが交通事故です。
過去にはクレーン車を運転中に発作を起こし、多数の死傷者を出す痛ましい事件も起きています。
このような事故が続いたことから、てんかん患者が正常な運転ができない状態で引き起こした事故に対しては、厳しい罰則が科せられるようになりました。
ですからてんかんを患っている患者が車を運転する場合は、何よりも運転中に発作を起こさないための対策が必要になったのです。

てんかん発作を予防する薬として有効なのがラミクタールです。
ラミクタールが日本で承認されたのは近年になってからのことですが、海外ではすでにてんかん治療に広く用いられてきました。
ラミクタールの特徴は、部分発作をはじめ幅広い症状に効き目が期待できることです。
ほかのてんかん治療薬とも併用できるため、幅広い症状に対して適用することもできます。

ただしラミクタールも万能薬ではありません。
現在のところてんかんを完治させる薬はなく、ラミクタールについても発作の予防に効果があるというだけです。
したがってラミクタールを利用する場合も長期にわたって予防的な服用を続けることが必要になります。
ずっと発作が起きていないからといって、自己判断で服用を中止したりするのは厳禁です。
ただ状況によっては薬の量を調節することは可能です。
発作が長期間起きていない場合は、医師の指導の下に薬の減量や中止を目指すことはできます。

アーカイブ
サイト内検索