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ラミクタールによる軽度な皮膚症状と葉酸

人の脳

ラミクタール錠は2008年から発売されている新しい抗てんかん薬です。
てんかんの患者に処方されだんだん気分安定薬としての効果が認められるようになりました。
そのため双極性障害(躁うつ病)の治療薬としても用いられています。

メリットは抗うつ効果に優れ、比較的安全性が高いことです。
副作用は眠気やめまい、吐き気や頭痛などの症状がみられることがありますが全体的に少ないとされています。
ラミクタールの副作用で注意を要するのは皮膚のかゆみと発疹です。
軽度な症状を入れると10%くらいの人に出現します。

そのため少しずつ増やさなくてはいけないことなどから効果が得られるまでに時間がかかります。
軽度でも発疹が生じた際には医師に相談して服薬を中止することが必要です。
デパケン服用はラミクタールが効きやすくなるため併用する場合には注意する必要です。

妊娠への影響が少ないということも大きなメリットです。
抗てんかん薬は催奇形性が高いなることがありますが比較的リスクが少ない薬とされています。
催奇形性とは赤ちゃんに奇形が発生する確率が高くなる事です。
再発予防のためや妊娠中は単剤使用がすすめられています。
気分安定薬であるリーマスやデパケンは催奇形性の報告があり、妊娠中の方は基本的に使用してはいけません。

厚生労働省が指導している1日の摂取量は、非妊娠時で0.4mg/日ですが、妊娠時では0.6mg/日が推奨されています。
野菜から必要な葉酸を摂取する場合、0.6mgは、葉酸を含むほうれん草の場合は10株ほどなので食事から毎日必要量を摂るのは難しいので、厚生労働省なども妊娠時期はサプリメントからの摂取を勧めています。
抗てんかん薬によって血中の葉酸濃度が低下する場合があったり、妊娠に気づいた時には脳や脊髄の形成され始めるので妊娠を予定している1~2か月前から計画的に葉酸を摂取することが重要です。